タイヤの豆知識

2021.10.02

トヨタTPMSの進化

トヨタの車両に取付られる「空気圧センサー」がまた進化しました。

写真の左側は、従来のセンサーです。
大きさも違いますが、ホイールに取り付けられタイヤを組み込んだ状態でも
シルバーのナットで締付られている為、空気圧センサーが取り付けてあるホイールかが
タイヤを外さなくても外観で判断できます。

しかし右側のセンサー、新型ミライの取り付けられるセンサーです。
センサー部の大きさも小さくなりました。問題は、タイヤを組んである状態で
見られる部分は、通常のゴムバルブと同じです。

これから、トヨタ車に付けられるセンサーがすべてこのタイプになった場合、
作業する際の判断が難しくなると思われます。

2021.06.10

大型車タイヤパンク 側面貫通

40年以上、タイヤの仕事に携わっているのですが、
今回遭遇した大型車タイヤのパンクは初めてです。
接地面はやや太い鉄筋が刺さっている様に見えるのですが、
20cmの長さがあり曲がっている鉄筋は、タイヤの側面を抉っているのです。
3枚の写真をご覧下さい。

 

 

 

2021.06.09

センサー用。トルクレンチ購入

2月15日にトヨタ車用空気圧センサーを取り付ける際の
締め付けトルクが、凄く弱く締めるという事を掲載しました。
少し時間が経ちましたが対応できるトルクレンチを購入しました。
大きさは20cm位。でも価格は18,000円位と高いですね!!
まあ、責任が持てる仕事の為と思い出費しました。

 

2021.02.15

トヨタ車用、TPWSセンサーの進化

トヨタ車のTPWS(タイヤ空気圧警告表示)センサーの
最新版を取り付ける機会がありました。
一回り小さくなってます。
注意は締付トルクが、4±0.6Nmから1.2±0.2Nmに
変わっている事です。凄く弱く締めるのですね!

2018.08.03

トラックのWタイヤ、な ん で こ う な る の!!!


 

トラックタイヤの交換の依頼があった為、ジャッキUPした写真です。
 

外側のタイヤは、特に異常は見られません。
それにしても、内側のタイヤはどうなっているのでしょうか?
タイヤの表面のゴムの部分が摩耗(削れて)ゴム層の内側のスチールコードが
現れてしまっているのです。
 

なぜ、こうなったか?・・・・・・・・・・原因は下記の通りです。
 

内側のタイヤが何らかの原因(釘刺さり等のパンク等)でエアーが無くなって、
外側のタイヤだけで荷重を受けて走行を続けていました。
走行すると、内側のタイヤは遠心力で絶えず外側に膨らみ接地するのですが、
外側とは違いエアー圧が無い為、ホイールから外れ同時に回らない事もあます。
よって、内側タイヤは絶えず地面と擦れヤスリをかけた様な状態が続きます。
その為、写真の様になってしまったと思われます。
 

トラック等、Wタイヤの場合は外側だけでなく、内側のタイヤのチェックも忘れずに!